日記

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成人向,超短編,僧侶パロ,カカサス小説エロ,やおい

「んっ……あ、あっ」
 気持ち、いい……。
「あ、んあっ、は、あっ!」
 あ、気持ち、い、なん……
「は、あっ、あっ!んっ!」
 な、に、だめ、気持ちい、い
「あんっ!あ、あっ、あっ、っあ!……えっ?」
 ゆすぶられる感覚で目が覚めた、腰に大きな手があって後ろの穴を熱いものが出入りしている。
「あっ!あ、え?あっ!んっ、あ、あっ!」
「あー、目、覚めた?」
「あっ、ちょ、あっ!んっ、あっ、ぅあっ!」
 すぐ耳元で低い声が囁いた。そんな事どうでもいいくらいに俺を揺さぶる肉棒が気持ちいい。
「案外早く目ぇ覚めたね」
「あっ、ん!あ、っぅあ、あっ!や、あっ!」
「じゃあもっと激しくしようかな」
「え、んっ!あっ!は、あっ!あっん!」
 腰に添えられた手に力が入ったと思ったら、抽送が、早、く、なっ
「ぅあっ!ああっ!あっ、んっ、ああっ!っあ!」
「ん、もう出すよ」
「あ、だっ、あ、あああっ!あっ、いくっ、いくっ!ぅあっ、ああああっ!!」
 ビクン、ビクンと身体が硬直して俺は悲鳴に近い声を上げていた。
 ズンッと奥に突き付けられたそこがじわっと温かくなる。
 ビク、ビク、とまだ震え続ける身体、ゆっくりと肉棒が中でうごめく。
「……あっ……あ、……ひっ」
 ずるっ、と一気に抜かれて、また身体がビクンと跳ねた。
「はぁっ、はあっ、はぁっ、……あ……」
「ほら、手ぬぐい。」
 背後から伸びてきた手が、手ぬぐいを目の前に置く。
「はあっ、カカ……シ……っ」
「ムラっときちゃってさぁ。寝てたけど、いいやと思って。」
 俺は息絶え絶えになりながら目の前の手ぬぐいを掴んで股に挟む。
 カカシの専属の稚児になってからというもの、こんな風に起こされる事が増えて、睡眠不足気味だった。寝る前にするのは当然、それでも満足しないとこうして寝ている時にもお構いなく挿れられる。……それが何故なのか、とてつもなく気持ちいい。すぐにイッてしまうぐらいに。
「それに寝てるときの方が気持ちよさそうに喘ぐし。」
 ……それは心理的抵抗がないときに挿れられるからだろう。
 まだ時折ピク、と震える身体。俺は懸命に息を吸って吐いて、呼吸を整える。
「……もう、満足、か?」
「んー……どうかな。」
 出したばかりのはずなのに、お尻に押し付けられているそれはまだ硬さを保っている。……と、いうことは。
「手ぬぐい、渡しといて何だけど、邪魔だから外して?」
 俺は黙って手ぬぐいを股から引っ張り出す。せっかく、呼吸を整えたのに。
 ……そこに、再び肉棒が入ってくる。
「あ、……あっ、……っ!」
 再び始まった抽送に、イッたばかりの俺はまた声を上げた。

 そういう時は当然だが、俺はきまって寝坊する。
 本来先に起きていなければいけないのに、カカシに肩をゆすられて目を覚ます。
 起きたら、まぐわいで乱れたままの寝衣を整えて、カカシが顔を洗うための桶を取りに行き、カカシが顔を洗っている間に布団を押し入れに押し込む。
 あれだけしたっていうのにカカシのそれはいつも朝になると元気に勃起している。まさか今からやらないだろうな、と思いながら着物の用意をして、袖を通すのを見守り、立派な法衣を身に纏ったカカシが完成してから自分も着替えて朝食を取りに行く。
 カカシの説法に着いて行ったり、読経や問答を聞けるのは確かに凄く勉強になるし、そういう「立派な」カカシの姿は惚れ惚れするほどかっこいい。いつか俺もこんな風になりたいとすら思う。
 ただ夜だけは話が別だ。いや、夜に限らず二人きりになるとその肉棒をしゃぶらされたり移動中の車の中でもお構いなしに挿れたまま俺をその膝の上に乗せて車が揺れる度に奥に入るのを面白そうに見ていたりする。
 慣れないうちはそのギャップでいちいち頭が混乱していたが数カ月経ってさすがに慣れてきた、と言うと語弊を生むかもしれないけれど、頭がカカシを受け入れ始めたというか、諦めたというか、それが日常になっていった。むしろ寝る前にまぐわうだけで朝までぐっすり眠れた日はカカシはどこか調子でも悪いのかと違和感すら覚えるくらいに俺の身体は慣れさせられてしまっている。
 今日も少し遠い村まで説法に行くのだから車の中で何かされるんだろうと手ぬぐいを2枚荷物に入れてカカシに着いていく。
 案の定乗り込んだ瞬間に着物をはだけられ指を挿れられて俺は声を出さないようにこらえながらその指がもたらす快感に震え、肉棒を挿れられるときにはすっかり頭の中はあのあがない難い快感を期待してそれを中に沈められることに喜びすら感じ、そして手ぬぐいを口に食みながらガンガン揺すぶられては絶頂し、目的地に着くころにはくたびれ果てている。
 ガタンと車が止まってから扉が明けられるまでの短い間に慌てて手ぬぐいを股に挟み着物を整えて深呼吸して何でもないように装うのにも慣れてしまった。
 どうせ夜は夜でまた激しくまぐわうのだろうと思うとため息も出そうになるが人前に出たらば上稚児としてしゃなりとした動作でカカシに従い役割を全うしなければならない。
 一体何がどうなって俺はこうなってしまったんだ。
 文句のひとつも言いたくなるが、民衆に向け説法するカカシの背中はやはりかっこいいのだからずるいと思う。

 文字を書く練習として書いている日記を閉じると、カカシもまた読んでいた本を閉じる。それが布団に入る合図のようになっている。入ったところでどうせ掛布団は蹴っ飛ばしてまぐわいに励むのだから意味がないんじゃないかと思うが一旦ふたりで同じ布団におさまるのが一種の儀式なのだ。そうして入った布団の中でカカシの手が俺を引き寄せ、そこからねちっこい愛撫が始まる。
 今日は朝まで眠れるんだろうかと思いながらこのようにして二人の一日は暮れていく。よくもまあそんなにしょっちゅう欲情できるなと嫌味を言ったことがあるが、お前だからだよと言い返されて赤面し何も反論できなかったのはここだけの話だ。

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