傘を差し出したばっかりに

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成人向,中編,現代パロ,完結済み,カカサス小説エロ,やおい

自信あんだろ

 ベッドの上で大の字になって呼吸を整える。
 カカシはベッドから降りてゴムを外し、ティッシュで拭いていた。
 リビングからはスマホの着信音が鳴りっぱなしだ。兄さんだろう。
 こうなってしまった今、兄さんに何をどう言えばいいのか分からなかった。
 兄さんは今北海道に単身赴任中だ。すぐ駆けつけるということはできない。
 でも正直に変な男が家に居着いてことあるごとに襲われると伝えたら、兄さんはきっとすぐ飛行機で帰ってくるだろう。……でも、それも伝えづらい。なぜなら、さっきのセックスで俺は……カカシに言われるがまま指をしゃぶって、チンコまでしゃぶって、更には色んな言葉を口走って……挙句終わった後もよかったと、カカシにはっきり言ってしまった。
 まるで俺がカカシとのセックスを望んでいるみたいじゃないか。カカシの存在を認めたみたいじゃないか。
 もういっそのこと、カカシの存在を、セックスを、受け入れてしまった方が良いんじゃないのか。
 現に、カカシとのセックスは気持ちいい。これは言いたくはなかったけど認めざるを得ない。
 カカシのキスも、何も考えられなくなって、頭がバカになりそうなくらい……認めたくはないが、好き、なんだと思う。
 それを口に出すのはずっと堪えてきた。カカシもそんなことは気が付いているだろうし、言う必要もないと思っていた。「よかった」の一言だけでカカシがあんなに嬉しそうにしているのを見るまでは。
 ふと目を横に向けると、カカシがニコニコ笑いながらサスケの方を見ている。何を考えてるのかさっぱりわからない。
「ね、シャワー、一緒に行かない?」
 一緒にってことは二人とも裸で狭い空間に……今の今でもう一度するとは思えなかったものの、それは抵抗があった。
「あんた先に入ってこいよ。」
 カカシに向けてヒラヒラと手を振る。
 が、カカシは動かない。
「いいじゃない、たまには、さ。……もしかしてまだ動けない?」
 布団に大の字で寝転がっているままのサスケに、カカシは心配そうに尋ねる。
「あんたと一緒にシャワー浴びたくねえだけだ。早く行けよ。」
「ええ、なんで嫌なの? 気持ちよかったんでしょ?」
 ……なんでそこでそれが出てくる……。
 やっぱりシャワー浴びながらもう一回やるつもりかこの男。
「嫌なもんは嫌だ。さっさと行け。」
 三回も言われて渋々カカシは立ち上がる。カカシのそこはしっかり勃ち上がっていた。断って正解だったようだ。
 寝室からカカシが出ていって、しばらくしてからサスケは起き上がりリビングのスマホを取りに行く。
 ……不在着信二十件、全て兄さんだ。
 兄さんにどう説明したらいい? 何をどこまで言うべき? それとも何でもないと、黙っていた方がいいのか?
 迷いながらラインを開くと、兄さんからのメッセージが届いていた。
『何があったかわからないが、電話には出てくれ。心配で仕方がない。』
 兄さんの優しさに心がじんとする。
 キスの音は兄さんには聞こえていなかったんだろうか。ドキドキする。やっぱり変な男と変な関係になってしまっていることは言わない方がいい気がする。
 通話ボタンを押すかどうか、悩んでいたところにまた兄さんからの着信が入った。
 恐る恐る電話をとる。
『サスケ、大丈夫か!?』
「うん、……もう、大丈夫だ。」
『心配したんだぞ。あの時何て言ったんだ?  もう大丈夫ということは、あの電話のときは何かあったのか?』
「ちょっと、色々あって。俺もまだ心の整理が出来てないんだ。また必ず話すから、今夜はとりあえずもう大丈夫だから。」
『……サスケ、俺を心配させないように無理してないか? 今は遠くにいるが、困ったときは何でも言ってくれ。あと、心配になるから電話は本当に出てくれ。な。』
「ありがとう、兄さん。電話これからは必ず出るから。心配かけてごめん。今日はもう切るよ。」
『……わかった。何かあったらすぐ俺に電話するんだぞ。……おやすみ、サスケ。』
「おやすみ、兄さん。」
 通話終了ボタンを押すと、サスケはふう、と息を吐いた。
 キスの音が兄さんには聞こえていなかったらしいことにほっとする。
 スマホをローテーブルに置くと、サスケは下半身が裸のままなのに気づいて慌てて寝室に脱ぎ捨てられた服を取りに行くと、カカシが浴室から出てくる音がした。
 パンツとズボンを履いて、改めてソファに身を埋める。
 ………俺、何言ったっけ……。変なこと口走ったような気がする。
 気持ちよかったのは確かだ。それは悔しいが、認める。
 でも、キスをしてからの記憶はぼんやりしていて……とにかく気持ちよくてめちゃくちゃに喘いでいたことは覚えている。
 やっぱり、キスだ。
 カカシのキスは、……気持ちよすぎて、夢中になってしまう。あのキスが、元凶だ。
 
 カカシが脱衣所から出てきた。
 ちゃんと新しく買った服を着ている。
「サスケもシャワー、浴びな?」
「言われなくてもそうする」
 すれ違うときカカシの股間をチラッと見たが、もう勃っていなかった。多分浴室で抜いたんだろう。
 二回目のシャワー。どうせこうなるのなら、帰ったとき浴びなくてもよかったな、と思いながら熱いシャワーを浴びる。カカシが舐めたりキスしたところは入念に洗った。
 
 シャワーから上がると、カカシはリビングに布団を敷いているところだった。
「サスケ、俺サスケと一緒に寝たいな。だめ?」
「だめだ。寝室には入るなよ。」
「……ちぇ。まあ、いいや。かわいい動画撮れたし。」
 カカシは布団に寝転がってスマホを手に取ると、動画を再生し始める。
『んんっ、あっ、はぁっ、あっ! んぁっ、カカ、カカシ、もうっ、挿れ、んぁっ!』
「ああ……かわいい。たまんない。」
 サスケの顔が真っ赤に染まった。
「俺の目の前で、そんなもん見るな!」
 バタン! と寝室に入って、いよいよ自分が何を口走ったか思い出し、顔を手で覆う。
 恥ずかしすぎて死にたいくらいだった。
 そうだ、いっそ死んだ方がマシだ……と思うが、兄さんにこれ以上心配をかけるわけにもいかない。
 布団に潜り込み頭まで布団で覆い隠す。
 言ってしまったことはもう覆せない。しかも動画にも撮られてしまっている。
 サスケにできるのは、カカシが今日のセックスのことを早く忘れてしまうのを祈ることだけだった。
 
 
 目覚まし時計のアラームが鳴る。
 念のためスマホの時計を見るが、時間ぴったりだ。リビングに出てついでに時計を見るが、昨日直した後触られていないらしく、全て時間通りに針が動いている。
 キッチンではカカシがフライパンを振るいながら「サスケ、おはよう」と言っている。
「………」
 サスケはカカシを無視して洗面所に向かい顔を洗うと、首筋にキスマークがあることに気がついて一気に気が重くなった。
 制服着ても見える場所じゃねえか……!
 部屋着を洗濯機に入れてから寝室に戻り、制服を着ようとすると、それはピシッとアイロンがかけられており、他の肌着や部屋着も綺麗に畳んで収納されている。
 いつかのセリフを思い出す。
『サスケはいつも通りに学校行って、俺の手料理食べて、俺が洗濯した服を着て、俺が綺麗にしたお風呂に入って、気持ちいいことする。いいことづくめじゃない? だからその代わり、俺のこと養ってね。』
 まさか本当にカカシの言う通りになるとは思ってもみなかった……が、養うって何だ? 金渡せばいいのか……? それともこの家に住まわせとけばそれで満足するのか……?
 未だに謎の多い男だ。
 シャツに腕を通しボタンを留めていると、キッチンから「朝ごはんだよー」とカカシの声が聞こえてくる。
 靴下とズボンを履いてベルトを締めると、サスケはダイニングテーブルに向かった。
 
 朝食はパンとスクランブルエッグ、コーンスープだった。
「マーガリンがいい? ジャムもあるよ。」
「マーガリンでいい、甘いやつは好きじゃない。」
 カカシは「そっかー」と言いながら焼きたてのトーストにマーガリンを塗ってサスケに手渡す。
「……いただきます」
 コーンスープを一口飲んでから、トーストをかじる。
 ……なんだか、心なしかカカシが来る前よりもトーストが美味しく感じるのは気のせいだろうか。
「今日は朝セックスの時間はないね、残念。」
 ……朝っぱらから何でこいつはこうなんだ……。
 スクランブルエッグにケチャップを載せてスプーンで一口食べる。やっぱりうまい。癪に障るから言ってやらないけど。
 サスケは完食すると、小さく「ごちそうさま」と呟いて自室に入っていく。
 カカシはその背中を見守りながら、朝食の後片付けに入った。
 ……間もなく、通学カバンを持ったサスケが出てくる。
 カカシが弁当をサスケに差し出すと、サスケはカカシを睨みながら「今日は変な動画送ってくるなよ」と言って弁当を受け取った。
 そして、静かに玄関から出ていく。
 カカシは「いってらっしゃい」と手を振るが、サスケは無言のまま振り向きもしなかった。
 
 ああ、昨日はあんなに素直でかわいかったのに。まだ受け入れてくれてないのかな。
 でも弁当は完食してくれてるし、食事も美味しいとは言わないもののしっかり食べている。
 今日は俺が洗濯した服を着ているだろう。
 少しずつサスケの生活の中に入り込めているはずだ。
 ……キスをしたときのサスケの反応を思い出して、ふふっと笑う。本当にあの子、キスに弱いなぁ。どれだけ虚勢張ってても、キスしちゃえばたちどころにイチコロ。
 抵抗しなくなるどころか自分から俺を求めてくるなんてかわいいにも程がある。
 カカシはお気に入りマークをつけた昨夜の動画を再生しながら部屋の掃除を始める。
 懸念事項としてはお兄さんの存在があるけど、どうやらサスケは俺との関係……と言うより、俺が転がり込んでいることは黙っていることにしたらしい。
 これで安心してヒモ生活を満喫できる。
 ああ、今夜はどれだけ蕩けてくれるだろうか。動画から聞こえてくるサスケの嬌声を聞きながら、カカシは上機嫌でクイックルワイパーをかけた。

 カカシからのラインが来なかったことに安堵しながらサスケは帰路についていた。途中、コンビニに寄ろうとして、ああそういえばカカシがいるんだっけ、と思い出して店内に入るのをやめて家路を歩く。
 今日の弁当もおいしかったし、カカシの作る料理はうまい。それだけは楽しみだったし、カカシがいてよかったと思う。セックスさえしなければずっと家にいてもらいたいくらいだ。
 玄関の鍵を開けて中に入ると、昨日と同じようにカカシが寄ってきて「おかえり」と言う。サスケは黙って自室に入るが、カカシが「もう晩ご飯できるよ」と言うので空の弁当箱だけ鞄から出してキッチンに置いた。
「お弁当どう? おいしかった? どうだった?」
 カカシが尋ねながらダイニングテーブルに料理を運ぶ。
「……うまかったよ」
「よかった! 晩ごはんもとびきり美味しいからさ、いっぱい食べてね!」
 カカシは上機嫌でグリルから焼き魚を皿に盛り付けてサスケの目の前に置いた。
 ご飯を山盛りによそったのを見て、サスケが「そんなに食えねえよ」と言いながら茶碗としゃもじを奪い取りご飯の量を減らす。
 そして椅子に座って手を合わせた。
「いただきます。」
「俺もいただきます。」
 カカシが作ったからなのか、それとも二人で食べているからなのか、やっぱり夕食も美味しい。
 ただ焼いただけに見える鯖も塩加減が絶妙でご飯が進む。
「おいしい? ねえ、おいしい?」
 ……相変わらずうるせえな。と思いつつ、「うまいよ」と小さく答える。
 カカシは満足気に「そうでしょ~! 俺がいてよかったでしょ?」と話しかけるが、サスケは無視して黙々と箸を進めた。
 
 サスケは夕食後、制服のまま自室で勉強していた。カカシは昨日と同じく今のところ動く気配はないが、昨日は二十時に襲いに来た。嫌でも時計が気になる。二十時になる前にシャワーを浴びて寝てしまおうか。今は十九時半だからタイミング的にはちょうどいい。
 サスケは立ち上がり、洗面所に向かった。鏡を前にするとどうしても首元のキスマークが気になる。
 制服を脱いで洗濯機に入れると、浴槽にはお湯が張られていてちょうどいい温度だった。カカシが入れたのか?
 サスケは普段シャワーだけで済ませていたが、せっかくだから今日はお湯に浸かることにした。
 …ああ、温かい。たまには風呂もいいもんだな。
 目を閉じて浴槽に浸かっていると、不意に浴室の扉が開く。
「……は?」
 カカシが浴室に入ってきて、「俺も一緒に入る~」と言いながら風呂桶で浴槽の湯をすくい身体にかける。
 そんなカカシを横目に風呂から上がろうとしたら、「え~上がっちゃうの? まだ入ったばっかでしょ?」と押し戻され、向かい合う形で浴槽に浸かる。
 風呂場で二人、やばい。早く出ないと。
「……俺はもう出るからな」
 ザバ、と立ち上がると、カカシが左腕を掴んだ。
「ついでだし、ちょうどいいから今日はここでしようよ。」
 にこ、と笑いながらカカシも立ち上がる。
 膝で隠れて見えなかったが、そこはしっかり勃ち上がっていた。

「……ッ」
 椅子に座らされ、背後から伸びた手がサスケのものを上下に扱く。その手には石鹸がついていて滑りがよく、サスケのものもすぐに反応し始める。
 立ち上がろうにも後ろから抱きしめられていてかなわない。
「サスケはさ~、いっつも最初は嫌がるけど、なんで? 気持ちいいでしょ? もっとしたいって思わないの?」
「っ思わねえよ……! 嫌がってるのに無理矢理やってるあんたこそ、何とも思わねえのかよ!」
「だって俺自信あるもん。絶対気持ちよくさせてあげられるから。」
「んだよそれ……、っ、」
「何だかんだ言うけど、ちゃんと気持ちよくなってるでしょ?」
「……っ、は……」
「ね、気持ちいい」
 ぬるぬると扱かれ続け、しっかりと勃ち上がったそれのかり首を集中的に攻められる。
「やめ、っ、出る……っ」
「出しちゃいなよ。ほら。」
 手の動きが早くなる。サスケは身体をピクンと揺らし、呆気なく吐精した。
「っは、……っ、」
 余韻に浸る間もなく、立ち上がらされ、壁に手をつく。
 後ろに泡のついた指が添わされ、ぬるっと中に入ってきた。
「っあ、……っ、あ、あぁっ、っく、」
「……声、我慢しないで。聞かせて。」
 ぐりっと前立腺の裏をなぞる。
「あっ! あ、あっ、ぅあ、はぁっ、っあ!」
 浴室はサスケの声がよく響いた。カカシは上機嫌で指を増やしていく。
「やっ、あ、あぅっ! あ、あっ、んぁっ! はっぁ、」
「泡っていいよね~、もう、ナカ凄いよ。挿れてい?」
「~っく、い、……っ!」
 カカシはサスケから「挿れて」と言わせたいんだろう。でも、サスケはそれは避けたかった。
 それに、挿れられたらまた頭がおかしくなりそうだった。とはいえ、このまま指で弄ばれ続けるのも嫌だ。
 サスケは黙ってこくこくと頷く。
「……今日は言ってくれないんだ? まぁ、いいけど。」
 熱くて硬いものが後ろにあてがわれる。
「泡ついてるから、一気に行くよ。いい?」
 カカシは返事を待たずにぬるるっとゆっくり奥までそれを挿れる。
「っ……ぅあ!」
「ああ、いい感じ……」
 そして、ゆっくりと抽送を始めた。
「はぁっ、あっ、あぁっ、あ、っあ、」
 ……もどかしい。もっと腰を早くして欲しい。もっと中をぐちゃぐちゃにして欲しい。
 そう、思ってしまう自分が嫌だ。
 思わず口に出しそうになってしまうのを堪える。
「ねぇ、どうして欲しい? 言ってみて? 俺サスケの言う通りにするよ?」
「っるせぇ、自信、っぁ、あんだろっ! んっ、く……、やって、みろよ……!」
「……ふぅん、今日はそんな感じなんだ」
 カカシがサスケの腰を持って後ろに引く。ぬるっと引き抜いたかと思うと、高速のピストンが始まった。
「あっ! あ、っあ! あっぁ、あっ、ぅあ! はっ、あっ、あ、っあ‼」
 パンッパンッパンッパンッ
「っは、もっと奥いくよ?」
 角度を変えて、ぐいっと奥まで押し込む。少しの抵抗感のあと、ぬるっと奥の奥にそれが入る。
「……っあ゛‼ あ、あっ、あ゛っ! あ、はっ、っあ! あ゛ぁっ!」
 再び始まる高速ピストン。
「ぁあっ! あ゛っ、ああっ! あっ、あ゛っ! あ、あっ、ああ゛っ!」
「ね、気持ちいいでしょ、サスケ?」
「あ゛っ、は、あぅっ! きも、あ゛っ、いっ! ぁあっ! あっ、ああ゛っ! あっ」
 ――もっと、もっとして――
 口に出しそうになり、ハッとして頭をブンブン振る。
 パンッパンッパンッパンッ
「っう、あっ、ぅあっ! あ、ああ゛っ! あっ、ぁあっ!」
 肌がぶつかり合う音と嬌声が響く。
「はぁっ、出そう……、いい? サスケ」
「あっ、あぁっ! あ、あ゛っ! あぅっ、は、ぁっあっ、あ゛っ‼」
「……はは、聞こえてないね。出すよ。」
 ぐぐっ!
「っあ゛あ゛っ‼ あ、あ゛っ、ぁあっ……‼」
 ナカでカカシの先端からビュー、ビュー、と精液が迸る。
 腰をサスケに密着させたままサスケのものを扱くと、サスケのものもすぐに吐精した。
「っあ、はぁっ、あ、……っあ、」
 奥の奥ではまだカカシのものが時折ピクンと動いている。
「……で、気持ちよかった?」
 サスケがハァッ、ハァッ、と荒い息を吐きながらこくりと頷く。
「またしたい?」
 少し間を置いて、頷く。
 カカシはそれを満足気に見届けて、中からずるっと自身を引き抜いた。
 サスケがその様子をチラリと見る。
 ……? ゴムがついてない……!?
「う、……っそ、ゴムっ、え?」
「持ってくるの忘れちゃってさ。ナマはやっぱいいね。ああ、大丈夫ちゃんとかき出してあげるから。」
 じんじんと疼くそこに再びカカシの長い指が挿入された。 

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