先頭車両

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成人向G,長編,現代パロ,完結済み,カカサス小説エロ,モブサス,変態,性癖強め,暴力的描写有,玩具,自慰

変態なのは?

 駅での事情聴取、カカシのクリニックでの処置とセックス、それに警察署での調書作成で開放された時にはもう昼だった。
 カカシが「適当なとこ入って昼飯食うか?」と言うが弁当持ってきてるからいいと固辞してサスケは公園のベンチに腰を下ろしていた。リュックの中から兄さんが作ってくれた弁当を出し、手を合わせて「頂きます」と呟いてから蓋を開ける。
 両親が事故で他界してからもう九年、兄さんと二人三脚でやってきた……と言いたいところだけどサスケは兄であるイタチに世話になってばかりだった。
 もう社会人なのにこうして毎日弁当も作ってくれている。代わりにイタチより早く家に帰るサスケが夕食当番だけど、コンビニで適当に買ってもいいのにわざわざ弁当を作ってくれるイタチがサスケは大好きだった。しばらくは親離れならぬ兄離れは出来る気がしない。
 箸で唐揚げを摘んで口に運ぶと、サスケが座るベンチの隣にカカシが腰を下ろす。
「……何であんたがここに?」
 カカシはコンビニの袋に入ったヒレカツ弁当を出しながら「サスケにはまだ用があるからね」と弁当の蓋を開ける。
「用って何の話だ」
 訝しげに尋ねるとカカシは両手をサスケに向けて指を六本立てた。
「やられたのは、七人だろ? で、さっきのセックスで一回分減って、あと六回。ま、要するに六時間だ。」
「………は? 一回につき一時間だろ?」
「いんや、人数。……じゃあ、オマケして、後ろに入れられたのが三人と、口でさせられたのが三人の全部で六人。そこから一人分引いてあと五回、つまり五時間。」
 カカシの言いたいことはわかるが納得できるはずがない。一回助ける度ごとに、じゃなかったか?
「話が違わないか、助ける度ごとに、だろ。」
「あんだけされてたのを助けたのに? 一回だけのカウント? しかも俺クリニック休みにして警察に同行して証言までしてあげたのに?」
 ……そう言われると、確かに一回のお礼では足りないくらいのことをして貰っている気がする。
「……まさか、今から五時間ラブホに行くとか言うんじゃねえだろうな。」
「さすがに俺でも五時間は長すぎるよ。ま、二時間二回と一時間一回だな。だからこれ食べたら二時間俺とラブホね?」
 サスケは右手で頭を抱えた。
 いや、もう強引にされる事はないし風呂場にでも籠城して二時間過ごせば俺の勝ちだ。二時間はさすがにちょっと長いが、セックスを拒み続ければいい話だ。
「……本当に強引にはしないな?」
「うん、セックスは強引にはしないよ?」
 この会話に若干の違和感を覚えたが、強引にはしないと二回言質は取った。逃げ切ればいい。
「飯が不味くなるからあんた向こうのベンチで食えよ。」
「俺はサスケの隣だと美味しく食べられるけど?」
「あんたのことなんか興味ねえよ。どっか行け。行かねえなら俺が移動する。」
「移動しても俺ついてくけど?」
 何なんだこいつは……何のつもりなんだ……。
 サスケは深くため息をついて、そのまま移動せず食べることにした。隣でカカシが割り箸を割る。
「カツはやっぱロースよりヒレだよね~」
 話しかけてきてるのか独り言なのかわからないが、どっちにしろサスケは無視することにした。黙々と弁当のおかずを口に運んでおにぎりを食べ、水筒のお茶を飲む。
 そうして早々に食べ終えると、弁当箱の蓋を閉じてゴムで止め、リュックの中に戻す。
「あれ、もう食べ終わったの?」
 まだ半分ほどしか口をつけていない弁当を食べながらカカシはサスケが立ち上がるのを見守る。
「どこ行くの?」
「トイレだよ。着いてくんなよ。」
 サスケはリュックを背負って公園のトイレに向かっていった。
 
 あの様子だとサスケは気が付いてないな、とカカシがほくそ笑む。セックス「は」強引にはしないと言ったけど、他のことまでしないとは言っていない。
 まだ高校生だからオーラルセックスなんて言葉も知らないだろう。部屋に入るなりキスをして服を脱がして前を扱いて指を入れて……アンアン鳴くサスケが挿れてと懇願するまでたっぷり可愛がる。それがカカシの計画だった。「挿れて」とさえ言わせれば合意だ。
 俺の愛撫と焦らしにどこまで耐えられるかな? なにしろ、時間はたっぷりある。経験の薄い高校生なんてちょっと転がせばすぐに根を上げるだろう。
「……おっと……」
 思わず顔がにやけてしまった。表情筋を律しておかないと怪しまれる。
 ヒレカツ弁当を食べ終わり、コンビニの袋に空き箱を入れてサスケを待つが、なかなか来ない。
 もしかして、逃げられたか?
 立ち上がってカカシもトイレに向かうが、そこにサスケはいない。
 ――しまったな、油断しすぎた。
 カカシはスマホを取り出すと、サスケ宛に『今どこ?』とメッセージを送る。元のベンチに戻ってトークルームを見ているが、なかなか既読がつかない。
 カカシは再度メッセージを送ろうと画面をタップする。『約束破るなら、次どんな痴漢に遭ってても助けてあげないよ。』
 送信ボタンを押そうとしたら、トイレの反対方向からサスケが歩いてきた。
「どこのトイレ行ってたの?」
「公園のトイレ汚かったから、コンビニのトイレ。」
 ……なんだ、逃げたわけじゃなかったか。
 ほっと胸を撫で下ろし、サスケにニコッと笑いかける。
「じゃ、行こうか、ラブホ。」
 サスケはため息をついた。
「どこのラブホ行くんだよ、こんな都心で。」
 確かに、ここはビジネス街でラブホがあるような土地柄ではない。が、歌舞伎町まで行けばホテルはたくさんある。
「タクシーで十分くらいだよ?」
 公園沿いの大道路に出て、右手を挙げるとすぐにタクシーが一台止まった。
「歌舞伎町まで」
 無愛想な運転手が「わかりました」と言って発進させ、メーターを入れる。
 
 ……いざ、行くとなると緊張する。それもそうだ、サスケはラブホなんて入ったことがない。少しドキドキしてきたところでタクシーが停まる。
「ここで良いですか?」
 停まったのは新宿駅のすぐそばだった。カカシは「いいですよ」と財布からクレジットカードを出して運転手に「一括で」と渡す。
 ドキドキする胸の鼓動を深呼吸で落ち着かせようとしているのをカカシは見逃さない。
「緊張してる? 可愛いね。」
「……るせぇ。」
 真昼間の歌舞伎町は人がまだらだった。その中を迷いなく歩いていくカカシのあとをついて歩く。カカシは多分来た事があるんだろう。少し歩いたところに、確かにラブホが立ち並ぶ一角があった。その内の一軒に入って行く。
 受付はなく、代わりに室内の様子がわかる動画と金額が書かれているサイネージが並んでいる。カカシは迷いなく部屋を選ぶと、カードキーを受け取ってエレベーターに乗り部屋に向かった。
 サスケの緊張は最高潮だ。バクバクする胸を悟られないようカカシの後ろを歩き、目的の部屋に着くとカードキーをドアの隣にある機械で読み込んでドアを開ける。
 足を踏み入れるとそこは広々とした空間でクイーンサイズのベッドがあり、小さい冷蔵庫やテレビが備え付けられていて、目の前にはスリッパが置いてある。靴を脱いでスリッパに履き替えると、サスケは二時間のタイマーをセットしてさっそく洗面所に向かった。浴室の扉は内開きだ、扉にもたれかかるようにすれば外から開けることは出来ないだろう。
 予定通りに浴室に入ろうとすると、カカシに襟首を掴まれた。
「籠城でもするつもり? させないよ?」
 ……バレてる。
 浴室がダメならトイレだ。
「……離せよ。」
「次はトイレにでも行くつもりなんでしょ。」
 ……バレてる。
「トイレは外開きだから籠城しようとしても無駄だよ。鍵なんてすぐ開けられるし。」
「……くそ、」
「セックスは強引にはしないって言ってるじゃない。逃げなくても大丈夫だって。」
「じゃあ二時間も何するつもりなんだよ。」
「それはね……」
 カカシがサスケの顎に手を添えて少しかがんでキスをする。舌が口の中に差し込まれ、サスケの口内をじっとりとなぞり舌を絡める。
 突然のことで対応しきれなかったサスケはされるがまま口内を侵されていく。そうしている間にカカシは慣れた手つきでサスケの制服を脱がし始めていた。
「ちょ、んんっ!」
 後頭部に添えられた手がキスをやめるのを許さない。
 片手で器用にシャツのボタンを外し、ベルトにも手を伸ばしてズボンとパンツも下げた。サスケはカカシの胸を押すが多目的トイレのときと同じだ、体幹がしっかりしているのか全く意に介さない。
 後頭部に添えられた手が離れてサスケはようやくキスから解放された。と思ったら、膝と背中を支えられ身体がグルっと宙に浮く。履いていたスリッパがパタ、と床に落ちた。俗に言うお姫様抱っこの状態でカカシはサスケを抱き上げながらベッドまで歩いていき、サスケを横たえると邪魔なズボンとパンツを脱がせて床に放り投げる。
「っおい! 強引にセックスはしないって言ったじゃねえか!」
 サスケが起き上がりベッドから降りようとするのをカカシは手で制してその上に覆いかぶさる。
「セックスはしないよ? それ以外のことはするけど。」
 肌着をまくり上げると現れた小さな突起にキスをしながらサスケのものを扱き始めた。
「やめっ、やめろおいっ!!」
 カカシの頭を両手で抱えて乳首から離そうとすると、カカシは顔を上げた。
「もう一回キスしたいの?」
 サスケが何か言う前に唇を塞ぐ。
「んんっ! やめ、んっ!」
 歯列をなぞり下顎から上顎まで舌を這わせて舌を絡める。下の刺激からか、キスをしているからか、サスケの頬が上気してくる。少しずつ固く勃ち上がり始めたそこを強めに握って扱くとサスケはキスをしながらはぁっと吐息を漏らした。
「ん、んんっ! で、うんん! やめっ、……っ!」
 ついにはピクンと身体が揺れてそこから白濁液が飛び出し、サスケの腹を汚す。
 カカシは満足気に唇を離すと、ベッドサイドにあるローションを手に取り、右手にトロッと垂らした。サスケは上気した頬のまま、はぁっ、はぁっと荒い呼吸を繰り返している。
 それを見下ろしながらサスケの膝を曲げて、ローションで濡れた中指をサスケの後ろの穴に埋めていった。
「ちょっ、待て、待てって言ってんだろ! やめっ……!!」
 ぬる、と入ってくる中指はピンポイントでサスケの前立腺の裏側をなぞりながら出し入れされる。
「あっ、や、やめっ、……ッ! っは、あ、」
 徐々に指の動きが早くなる。そこはもう快感を拾うだけの場所になっていた。
「はぁっ、あっ、っく、あ、あっ、ぁあっ!」
 指の数が増えていく。三本の指が中を押し拡げながらそこを刺激する。
「や、あっ、あ、んっ! あっ、はぁっ、あ、ぅ」
 充分に慣れたところで、また指が一本に戻った。
「え、あっ、んっ、はぁっ、あっぁ、っあ!」
 ……なんで? サスケは戸惑う。
 ――物足りない。また指を増やしてほしい。もっと欲しい。
 カカシの顔を見ると、目が合った。ニヤ、と口角を上げながら白々しく「どうしたの?」と問いかける。
「なんっ、で、あっ、指っ、ぅあっ!」
「指? 三本の方が良かった?」
「んぅっ! は、あっ、挿れ、んっ!」
「何を挿れてほしいの? 指? それとも俺のちんこ?」
「……っ!!」
 サスケはカカシの魂胆を理解した。
 俺にちんこを挿れてと言わせたいんだ。……絶対に、言わねえ……!!
 サスケは上半身を起こしカカシの右手に手を伸ばすが、ぐりっと刺激されてビクンと身体が強張り、そして弛緩する。
「やめ、ろっ! あ、っん、指ッ! 抜け……っ!!」
「どおしよっかなー」
 カカシは指を抜くどころか、もう一方の手で再度勃ち始めたサスケのものを扱き始める。
「あっ! や、やめっ、んぁっ! はぁっ、あっ! うあぁっ!」
 前と後ろ両方からの刺激に、すぐに射精感か駆け上がってくるが、出る寸前のところでカカシはサスケのものの根元をぎゅっと握り、後ろの指も抜いてしまう。
「あっ、……っ、く、はぁっ、なんっで、」
「いきたかったら自分で腰動かしてみな? ほら。」
 カカシがサスケのカリ首をぎゅっと握る。
「あ、はぁっ、っ、んっ」
 サスケが腰を動かすと、指の輪がそれを刺激する。でもこんな刺激では、いける気がしない。
 サスケは自分の手をそこに伸ばすが、カカシがその手を掴んで阻む。
「腰動かすんだよ、腰。手はだーめ。」
 いきたい。出したい。あとちょっとなのに、腰を動かすだけじゃ全然足りない。手で抜きたい。手を動かしてほしい。指ももっと挿れてほしい。もっと欲しい。もっと。
「っ……く、カカシ、手を、」
「上手におねだり出来たらしてあげてもいいよ?」
「……っ! 手を、離せっ! 自分でする!!」
「だから手はダメだってば。腰振るかおねだり。出来ない?」
 指が一本中に入ってきて、そこをぐりっと刺激する。
「あっ! あ、あっ」
「ちゃんとおねだり出来たら挿れてあげるよ?」
 挿れられても――一本じゃ足りない。……もっと、もっと。
「……もっと、太い、……ちんこ、あ、あっ、あぁっ!」
 指がぐりぐりとねちっこくそこをノックする。
「ちんこが何って?」
「あっ、いれ、挿れてっ、んっ! ほし……っ」
「よく言えました。」
 カカシは指を抜いて起き上がり、服を脱ぎ去った。
 均整の取れた身体、その中心で反りあがる勃起。
 サスケの腰の隣に手を置いて、その中心が後ろの穴に触れる。
「……ぁ、」
 カカシがゴムを着けてローションを垂らし、全体に塗り付けると、ピタと穴にくっつけた。
 どれだけ気持ちいいんだろう。その大きさに、思わず期待してしまう。
 今までバックでしか挿れられたことがなかったから、勃起したそれを見るのははじめてだった。
 ぬる、と亀頭が中に入ってくる。もう少し、もう少し奥。そう思っていたら、それは一気に奥まで貫いた。
「あ、あああっ! あ、はぁっ、あっ、あああっ!!」
 身体がビクビク跳ねる。と同時に白濁液がまた腹を汚した。待ち望んでいたそれに頭が真っ白になる。
「っは、いっちゃった? 今日はじっくりするよ?」
 パンッパンッパンッと皮膚がぶつかり合う音がする。
 サスケはその音を遠くに聞きながら、カカシがもたらす快感を少しでも多く拾おうと腰を動かす。
「あっ! おおきっ、あぅっ! あ、あっ、っああ!」
「あー……、淫乱、最高っ」
 サスケの腰に手を添えてガンガン揺さぶると、サスケは一際高い声で喘いだ。
「あっ! ぅあっ! あ、あっ! あっぁ!」
 予定通りに事が進んで、予定通りに合意セックスをして、あとは好きなだけこの子で楽しむだけだ。しかもあと二回機会がある。その間に、俺とのセックスに溺れさせてやろう。自分から求めてくるようになってくれれば御の字だ。
 きつく締めつけながら淫らに腰を動かすサスケを眼下に見つめながら、カカシはニヤ、と口角を上げる。そんな事には全然気がついていないサスケは、快楽を貪るのに夢中だった。
 カカシはググっと奥まで挿れると、そこでピタと止まってサスケに話しかける。
「気持ちいい? サスケ。どうして欲しい?」
「あっ……、あ、気持ちい、い、もっと、もっと、して、欲しい……っ」
「淫乱だねぇ? 最初に痴漢されて挿れられてた時も感じてたんでしょ?」
 ……あの、浅いところでゆっくりとピストンを繰り返していたおっさん……。
「あれ、邪魔しない方が良かった? もっと痴漢に気持ちよくされたかったんじゃないの?」
「そんな、こと、ぁっ、んっ!」
 カカシがゆっくりと浅いところで腰を動かす。
「こんな風にしてたよねぇ。荒い息で、時々声漏らしてさ……」
「あっ、……っん、はぁっ、あ、あっ、はぁっ」
「気持ち良かったんでしょ? 正直に言ってみてよ。」
「んっ、は、よかっ、た、けど、あっ、浅くてっ」
「もっと深く入れてほしかったんだ? 痴漢のおっさんに?」
 浅いところで動かしていた腰を一気に奥へ突き上げる。
「あああっ! そうっ! あっ、奥ッ……!」
「邪魔しちゃってごめんね? でもその代わり俺がガンガン突いてやったでしょ?」
「んっ! あっ、うんっ! あ、あっ! もっと、もっ、あぁっ!」
「あの時ももっとして欲しかったんでしょ? もっと長い時間、こうやってっ!」
 抽送をぐんと早くする。
「あっ! んっ、あ、あっ、あっ! ぅあっ! ああっ!」
「ねえ俺とおっさん、どっちの方が良かった? 電車の中で他人に見られながらの方がよかった?」
「あ、あっ! カカ、カカシっ! んぁっ! あっ、あ、あっ!」
「でも電車の中でもお前興奮してたよね? 喘いでたもんね?」
「それっ、は、んぁっ! はぁっ、あっ!」
「サスケは本当は電車の中でされるのが好きな淫乱なんでしょ?」
「ちがっ! ……っあ、あっ! あ、あっ、違うっ!」
「じゃあ今度試しに俺としてみる?」
「えっ、あっ! ぁあっ! やっ、あっ!」
「っは、冗談だよっ、身長差ありすぎて無理だから」
 カカシは浅いところでまた動きを止める。
「……あっ、はぁっ、……あ、あっ」
「でもまた見たいなぁ……サスケが痴漢にちんこ挿れられてるところ」
「どういう、意味、ぁ、んっ」
「そのまんまだよ、サスケ」
 愉しそうに笑いながらカカシがサスケの目を見つめる。
「本当は電車の中で挿れられて気持ちよくなりたい淫乱で変態な子なんでしょ、サスケって。」
「ちが……そんなこと、んっ、ないっ……!」
「じゃあ何であの時あんなに感じてたの? 浅くて嫌だったんでしょ? もっと奥に挿れて欲しかったんでしょ? あの電車の中で。」
「それ、は……」
「時間さえたっぷりあればもっとして欲しかったんじゃないの?」
「そんな、こと」
 サスケの顔がどんどん朱に染まっていく。
「その顔見ればわかるよ、淫乱で変態なサスケ君っ!」
 また奥への高速ピストンを再開する。
「あっ! あっ、あ! は、あっ、ぅあ! んっ! あっ、あっ!」
「はぁっ、きもちい、このままガンガン突いて奥に出していい?」
 サスケがこくこくと頷く。
 腰の動きをぐんと早くしていくと、サスケの声も高くなっていく。
 カカシはサスケの中のそこをぐにっぐにっと刺激しながら「ああ、もう出そう」と呟いて最奥に突き付けた。
「あっ! あああっ!! ――っあ、あ、んっ!!」
 サスケの中がギュ、ギュ、と締まる。その中でドクドクと躍動するカカシのそれ。
「……ああ、二人でいっしょにイケたね?」
 サスケの頭を撫でると、サスケは頬を真っ赤に染めたまま、顔をそらした。

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